TOP >> 環境への取り組み
■ 特殊段ボール製収納箱による、CO2削減への取組
私達の環境は、地球規模で日々悪化の道を辿っております。その大きな原因は、温室効果ガス(CO2)による地球温暖化です。ガソリン等の消費量を減らす事も勿論ですが、プラスチックの焼却量を減らす事も強く求められております。
プラスチックの焼却によって排出されるCO2は、組合の推奨する特殊段ボール箱の焼却によって排出されるCO2の2倍になってしまいます。その上バイオマス素材である紙類の焼却は、新たに大気中のCO2を増加させず、二重の効果があります。
当組合では創業当初より、医療廃棄物の収納箱を自然素材(特殊ダンボール)で製造してまいりました。
注射針の貫通防止や液漏れ防止等の処理を施した、堅牢で特殊な素材を使用し、(財)日本産業廃棄物処理振興センターによる感染性廃棄物容器評価事業の審査基準に合格しております。プラスチック容器と比べ、同等以上の安全性を有しております。
■ プラスチック製から特殊段ボール製収納箱へ
【レジ袋削減への取り組みを例にした場合】
プラスチック製の収納箱1箱はレジ袋の約400枚に相当します。仮に現在当組合で焼却されているプラスチック製の収納箱を全て特殊ダンボール製に変更できれば、1年間でおおよそ3,500万枚分のレジ袋が、削減可能です。
東京医療クリーン事業協同組合は組合本部並びに運行部・武蔵村山処理工場において環境マネジメントシステムの構築が要求される「ISO14001:2015」を取得しております。
■ 環境改善活動宣言
当組合は、地球環境の保全を重要課題とする社会の責任ある一員として、医療廃棄物処理のコーディネイト業務を通じ、地球環境の保全に積極的に寄与します。
環境改善活動の実施に際し、下記事項を順守いたします。
環境への影響を調査及び評価し、当組合の活動、製品(使用物品を含む)及びサービスから発生する、環境に負荷を与えている主要な要因を効果的に低減または削減するため、技術的・経済的に可能な範囲で達成すべき環境目的及び環境目標を定めます。
当組合の活動、製品及びサービスにかかわる環境側面を常に認識し、汚染の予防活動を推進するために、環境改善計画を立案し、実施し、成果を評価して見直し、改善につなげるための環境マネジメントシステムを構築し維持します。
当組合には「廃棄物処理法」等、順守しなくてはならない法律があります。これらの環境に関する法令、規制、条例、協定、当組合が同意するその他の要求事項等を順守するのみならず、自主的な環境改善活動を策定し、一層の環境保全を図ります。
職員に必要な教育・訓練を行い、環境保全意識が高く模範的行動がとれる人材の育成に努めます。
環境方針は、文書化し、職員及び関係者に周知して一般公開します。
2017年1月5日
東京医療クリーン事業協同組合
専用収納箱 | 収集・運搬 | 保管・焼却 | 最終処分・リサイクル